2012年3月8日木曜日

ソニー αデジタル一眼レフカメラ 「α77」 商品レビュー!(その1):ソニーで遊ぼう。:So-netブログ

ソニー αデジタル一眼レフカメラ 「α77」 商品レビュー!(その1):ソニーで遊ぼう。:So-netブログ


ついに発表された
ソニーのα(アルファ)一眼レフカメラ中級機
「α77」「α65」の商品を、いち早くレビューをしたいと思います。

▼αデジタル一眼レフカメラ
SLT-A77V 148,000円(税込)(ボディ)
SLT-A77VQ 208,000円(税込)(ズームレンズキット:DT16-50mm F2.8SSM)
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まずは性能やスペックから見ていきたいと思います。

α77・α65は、α55同様 「トランスルーセント・ミラーテクノロジー」を採用。
ミラーは固定で、半透過のミラーを採用することにより、フルタイム位相差AFが行え
世界最速 秒間12コマという驚異的な高速連写が行えます。

さらに進化した 新開発の 「11点クロス19点AFシステム」 を採用。
動きのある被写体も的確にとらえます。
11点の高精度なクロスセンサーが、縦センサー、横センサーどちらか片方だけでは
得られない高い捕捉性能を実現しています。


▼「DMF」 ダイレクトマニュアルフォーカス
僕がα55に欲しかった機能の一つで、AF、MFの中間の機能で 「DMF」。
まず最初にオートフォーカスでピントを合わせて、フォーカスリングを回せば、
画面が拡大表示されて、マニュアルでシビアにピント合わせが可能。
NEXシリーズでもこの機能はかなりお気に入りでした。

「追尾フォーカス」で指定した被写体にピントを合わせ続けたり、
瞬時に応える、約0.05秒のレリーズタイムラグ

新開発のCMOSセンサーに、メカニカル後幕シャッターと同調してスリット露光を行う
「電子先幕シャッター」機能を搭載。シャッターが開いたライブビューモード状態から直接、
露光制御に移ることが可能で、ミラー駆動がない「トランスルーセントミラー・テクノロジー」
との組み合わせにより、レリーズタイムラグ約0.05秒を達成。


 

自社開発だからこそ実現した、高解像度CMOSセンサー&進化した画像処理エンジン
新開発の有効約2430万画素 Exmor APS HD CMOSセンサー
圧倒的な解像力で、αレンズの描写力を余すところなく受け止め、被写体のディテール
まで鮮明に描き出します。
また、センサー上でアナログ・デジタル変換する独自の「オンチップカラムAD変換」や、
アナログ段階とデジタル変換後の2回のノイズ除去を行う「デュアルノイズリダクション回路」
などのプロセス進化により、さらなる低ノイズ化を実現しています。


新開発の高解像度CMOSセンサーに最適化し、
飛躍的な進化を遂げた画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」
有効約2430万画素もの圧倒的な高画素により、大容量化するCMOSセンサーからの
情報を高速・高精度に処理できるので、約12コマ/秒の高速連写や「マルチショットNR
(ノイズリダクション)」などの負荷の高い画像処理も難なくスピーディーに対応。


作り方グルー


ISO100-16000までの幅広い感度領域
高感度撮影時もエッジや輪郭部のシャープさを保ちながら、
圧倒的な低ノイズを実現しています。

拡張モードでISO感度50にも対応。
滝や川の流れなど、低速シャッターで撮影する時に有効です。

6枚の画像を合成してノイズを低減する「マルチショットNR(ノイズリダクション)」により、
最大約2段分のノイズ低減効果が得られるので、
最高ISO25600相当の好感度撮影もできます。


ソニーのアルファAマウントの特徴でもある、ボディ内手ぶれ補正機能
シャッタースピード換算で約2.5-4.5段分の補正効果を発揮。
CMOSセンサーユニットを揺動させて手ブレを補正する方式のため、
レンズの光学性能を損なうことがなく、広角から望遠、マクロレンズまで、
αレンズの優れた描写力を最大限に引き出します。



世界初の有機ELを採用した、高解像度・高コントラストの
電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。
もう光学ビューファインダー並の解像度でドット、感が無くなるくらい鮮明に進化。

「XGA OLED Tru-Finder」だから実現できる約235万ドット相当の圧倒的な解像度、
自発光方式ならではの忠実な黒を再現する高コントラストで、被写体の細部に至るまで表示。
画面を拡大しての微細なピント合わせにも威力を発揮します。
また、動く被写体を追っても残像ブレを感じさせない応答性など、フレーミングのしやすさが
格段に向上。

また、視野率100%はもちろん、視野角約33.3°、ハイアイポイント約27mmなど、
フラッグシップモデルのα900に匹敵する見やすさを実現した高性能電子ビューファインダーです。


ほんと綺麗に見えました!
僕は元から光学ビューファインダー派では無く、液晶モニターのライブビュー派だったので、
電子ビューファインダーに違和感はありませんが、
α55の時はどうしてもドット感が目立ってしまって92万ドットのライブビュー液晶で
マニュアルでピントを合わしてましたが、
このα77に関しては電子ビューファインダーでマニュアルフォーカスを合わすほうが良さそうです。
しかも「DMF」なら楽々マニュアルでピントを合わせることが出来ます。

さらにファインダーには、液晶と同じ情報が表示され、水準器で水平なども表示できます。
これもα55に欲しかった機能で、ファインダーでのピント確認を容易にする「ピーキング」機能。
これは絶対に買いです! 今のところソニーに敵なしって感じですね。


ゴム製の枕木をカットする方法

以前あった スマートテレコンバーター がα77で復活。
超高画素の2430万画素なら凄く有効ですね。
デジタルズームとなっていますが、実際は画質が下がっているのではなく、
トリミングをしている感覚だと思ってください。
後からパソコンでトリミングするのではなく、
撮るときに画角を考えながら、超高倍率ズームで撮ったようになります。
例えば、300mmのレンズであれば、APS-Cなので35mm換算450mm。
さらにスマートテレコンバーターを使えば、
450mm × 1.4 = 630mm (約1350万画素相当)
450mm × 2.0 = 900mm (約600万画素相当)
ものすごい望遠で、そこそこの高画素で撮ることが出来ます。

α77は、世界初の 新開発3軸チルト液晶モニター を採用。
ハイポジションやローポジションでの撮影はもとより、縦構図や横構図、
三脚撮影など、どんな撮影スタイルでも無理なく撮影から画像確認までが行える
フレキシビリティーの高い可動式液晶モニターです。

縦方向または横方向に開く2軸バリアングル液晶モニターと比較して、
多くのポジションで光軸の中心付近に液晶モニターを配置できるので、
違和感なく構図チェックなどが可能で、
より自然かつ快適なライブビュー撮影を実現します。

これで縦位置でも横位置でも自由自在に角度をかえれます。

被写体を高精細に映し出し、厳密なピント確認が容易な
約92.1万ドットの3.0型「エクストラファイン」液晶を搭載。
「TruBlack ディスプレイ」やLEDバックライトの採用により、
液晶表面の外光反射を抑制し、広い視野角を実現。
あらゆるアングルからでも高い視認性を誇ります。
また、高コントラストで深みのある黒を再現し、被写体の細部、微妙なグラデーションまで
鮮明に表示します。液晶画面でのピント合わせや画像チェックも快適に行えます。

お次はボディをチェック!

質感と操作性を両立した、新しいデザイン新設計されたα77のボディ形状は、
ソニーロゴを配したペンタ部やグリップ部を頂点に緊張感のあるシャープなラインで構成し、
外に向かうほどになだらかな曲面となるような一体感のあるデザイン。

厳しい撮影環境での使用にも耐えられるように、
前部・後部の外装カバーに軽量で高強度なマグネシウム合金外装を採用。
グリップ部と前カバーを一体成型することでボディの高い剛性を実現。

また、マグネシウム合金外装を包みこむ、レザートーンのシボ塗装をマットな質感に
仕上げることで高級感と立体感を演出。
"持つ喜び"を感じさせる高品位なボディを実現。

快適な操作であらゆる機能を使いこなせるように設計された、ボタンレイアウト
よく使う機能を最適に配置しながら、ボタンごとの凹凸や周りの部材に違いを持たせることで、
指で触るだけでボタンを識別できるように配慮されている。


洗剤は、文字で来るかHD

また、主要ボタンを親指の動く円周上に配置し、
直感的な操作を可能にする操作ダイヤルをグリップ前後の2点に設置
カメラの設定から撮影、画像確認まで、一連の動作をファインダーを
のぞいたままスムーズに行えるので、被写体やフレーミングに集中できます。

カメラ背面のAELボタンISOボタンAF/MFボタンに、
よく使う機能を割り当てられる「ボタンカスタマイズ」機能を搭載。
使用状況や自分の好みに応じて、カメラをカスタマイズ。
以下、24項目の機能を登録可能で、瞬時に自分のよく使う機能を呼び出せます。

露出補正・ドライブモード・フラッシュモード・フォーカスエリア・顔検出・スマイルシャッター・
Dレンジオプティマイザー/オートHDR・クリエイティブスタイル・ピクチャーエフェクト・
画像サイズ・画質・押す間AEL・再押しAEL・押す間スポットAEL・再押しスポットAEL・
押す間AF/MFコントロール・再押しAF/MFコントロール・被写体追尾・AFロック・
絞りプレビュー・撮影結果プレビュー・スマートテレコンバーター・ピント拡大・登録設定

フィールドでの撮影で水滴やホコリの侵入を防止するため、主要な操作ボタンやダイヤル部に
シーリング処理を施しています。

各キャビネットやメディアカバーなどを2重構造にすることで、防塵・防滴に配慮。
さらに、ボディ本体だけでなく、システムとしてズームレンズ「DT 16-50mm F2.8 SSM」、
縦位置グリップ「VG-C77AM」、フラッシュ「HVL-F43AM」も防塵・防滴に配慮しています。
このへんが、さすが中級機たる性能ですね。

先日屋外で撮影をしてたときに小雨で少しボディが濡れながらで撮影してたんですが、
少しビビりながら撮影したけど、これなら多少は安心して撮影できそうですね。
防水ではなく、防滴なのでその辺は気を付けないといけないけどね。
ただ、他のレンズは気になるなぁ。

α77では、フルハイビジョン動画撮影機能がさらに進化。
AFが追随する 「クイックAFフルHDムービー」 はもちろん、大型センサーによる
最大フレームレート60pのフルハイビジョン動画撮影を実現。
大型センサーならではの高画質動画を、よりなめらかな映像で記録します。

また、マニュアルフォーカス時にP/A/S/Mの各露出モードで表現意図に合わせた自在な
ぼけ表現、動感や明るさの表現を実現。
さらに、映画のような撮影を可能にしたフレームレート24pを選択できます。

記録できる動画の形式ですが、

・AVCHD Ver2.0 1920×1080、 MPEG-4 AVC/H.264、 60i/60p/24p
ビットレート 「60p(PS)28Mbps、60i(FX)24Mbps、60i(FH)17Mbps
24p(FX)24Mbps、24p(FH)17Mbps」

・MP4 1440×1080、640×480、 MPEG-4 AVC/H.264、 30p

なお、最長記録時間は、約29分となっていて、一度録画を停止しないといけません。
その後、また約29分撮り続けることができます。


そして一番気になるところは、熱による、連続動画撮影時間ですよね。
参考にデータが出ていたのでチェックすると、
手ブレ補正「入」の状態で録画すると、

20℃ 約29分
30℃ 約29分
40℃ 約13分

というデータが載っていました。
これは、α55やα33の時よりも、はるかに時間が伸びています。
一旦29分という壁があるからそれ以上は表示されないため、
20℃と30℃は同じ時間になっているのですが、
実際のところどこまで大丈夫んなんだろう?
でも手ぶれ補正「入」の状態でこれだけ撮れればかなり安心かな。

ちなみにα55の手ブレ補正「入」の動画連続撮影時間はこうでした。

20℃ 約9分
30℃ 約6分

α55の手ブレ補正「切」の動画連続撮影時間

20℃ 約29分
30℃ 約13分

比べてみてどうですか?
α55の手ブレ補正「切」と同じ時間、いやそれ以上の記録できそうですね。

αの担当者に訊くと、α77に関しては、
静止画は「イメージセンサーシフト方式」の手ブレ補正を採用していましたが、
動画に関しては「電子式」の手ブレ補正になっているので熱が発生しにくく
さらに長時間撮影することが可能。なるほどね ...。
ただし気になるのは動画時の手ブレ補正性能ですね。
これは実機が入ってくれば試してみたいですね。

α77は動画でも自在な露出コントロールができて、さらにいい動画が撮れそうです。
表現意図やシーンの光量に合わせた自在な露出コントロールが動画でも可能。
マニュアルフォーカス設定時にモードダイヤルで動画モードを選べば、
P/A/S/Mの露出モードで絞りやシャッタースピードを自由に設定できます。
「絞り優先」モードで背景ぼけを調整したり、
「シャッタースピード優先」モードで動感を表現したり。
まるで写真を撮るような感覚で、自然なぼけ表現や動感表現が楽しめる。

最近ほんとに一眼レフで動画を撮り始めてから、通常のハンディカムを使わなくなった。
なんだかボケ味や解像感が違うので、ハンディカムに戻れなくなった。
ただし、一眼レフでのデメリットは、熱による連続撮影時間であったり、
音声が今ひとつなので、マイクなどのアクセサリーを強化する必要がありそうです。


こういった別売りアクセサリーを用意すればいいんだけど、
相当かさばるのと、今動画撮影しています感がありすぎて...
せっかくだからさりげなく動画を撮影したいもんね。


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▼αデジタル一眼レフカメラ
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